「かぎ針編みを始めたいけれど、どのメーカーの針を買えばいいの?」と迷うのは、初心者さんにとって最初のハードルですよね。実は、100均の針とメーカー品の針では「糸の滑り」と「持ちやすさ」が全く違います。

自分に合った道具を選ぶことは、挫折を防ぎ、編み物を長く楽しむための最大の近道です。この記事では、日本の3大老舗メーカーの特徴と、初心者が最初に買うべき1本をプロ視点で解説します。

初心者がメーカー品を選ぶべき理由

100均の針も優秀ですが、メーカー品には以下のメリットがあります。

  • 針先の仕上げが滑らか: 糸が引っかからず、サクサク編めます。
  • グリップの設計: 人間工学に基づいた形で、長時間編んでも手が痛くなりにくいです。
  • 編み目の美しさ: 針の太さが均一なので、初心者でも目が揃いやすくなります。

徹底比較!かぎ針の3大国内メーカー

日本の編み物愛好家に長く愛されている、信頼の3メーカーを紹介します。

1. クロバー(Clover)「アミュレ」

初心者の方に最もおすすめしたいのが、クロバーの「アミュレ(Amure)」シリーズです。

  • 特徴: グリップがソフトで滑りにくく、手にしっかりフィットします。針先が少し丸みを帯びており、糸をすくいやすい設計です。
  • 見た目: 号数ごとにグリップの色が分かれているため、パッと見てサイズが分かりやすいのも魅力です。

2. チューリップ(Tulip)「エティモ」

世界中にファンがいる、広島の老舗メーカーです。「エティモ(ETIMO)」シリーズは、使い心地の良さで知られています。

  • 特徴: 針先がとにかく滑らかで、糸割れがしにくいのが最大の特徴。高級感のあるマットな質感のグリップは、大人の趣味道具として満足感が高いです。
  • おすすめ: 「いつかは本格的に楽しみたい」という方は、最初からエティモを選ぶことも多いです。

3. ハマナカ(Hamanaka)「アミアミ らくらく」

毛糸メーカーとしても有名なハマナカのグリップ付きかぎ針です。

  • 特徴: グリップが三角形のような独特の形状をしており、正しい持ち方が自然に身につくように設計されています。
  • 両かぎ針: 1本で2つのサイズ(例:5/0号と7/0号)が使える「両かぎ」タイプもあり、コストパフォーマンスに優れています。

結局どれがいい?比較表でチェック

メーカー・シリーズ初心者おすすめ度特徴
クロバー / アミュレ★★★★★糸のキャッチがしやすく、手が疲れにくい。
チューリップ / エティモ★★★★☆糸の滑りが抜群。高級感がある。
ハマナカ / らくらく★★★★☆正しい持ち方が身につく。コスパが良い。

初心者は「セット」ではなく「単品」で買おう!

最初から全サイズ揃った「セット」を買いたくなりますが、まずは単品で1本買うのが正解です。

  • 最初の1本: 7/0号(4.0mm)が最も編みやすく、多くの初心者向け編み図で指定されています。
  • 理由: 実際に編んでみると、「自分はもっと太い針が好きかも」「別のメーカーの方が手に合うかも」という好みが分かってくるからです。

まとめ

かぎ針選びで迷ったら、まずはクロバーの「アミュレ」の7/0号を手に取ってみてください。

  1. メーカー品は糸の滑りが違うので、初心者の「編みにくい!」というストレスを激減させてくれる。
  2. クロバーはバランスが良く、チューリップは滑り重視、ハマナカは持ち方の矯正に強い。
  3. まずは単品の7/0号を買い、その使い心地を基準にする。

道具が良いと、編み物の時間は驚くほど快適になります。お気に入りの1本を見つけて、素敵なハンドメイドライフをスタートさせてくださいね。