「新しい趣味としてかぎ針編みを始めたいけれど、最初から高い道具を揃えるのは勇気がいる……」そんな方にぴったりなのが、100円ショップ(ダイソー、セリア、キャンドゥなど)の活用です。

最近の100均は編み物グッズが非常に充実しており、わずか数百円で一通りの道具を揃えることができます。 この記事では、初心者が100均でまず買うべきアイテムと、失敗しないための選び方のポイントを詳しく紹介します。

100均でまず買うべき「基本の道具4選」

100均のハンドメイドコーナーにはたくさんの商品がありますが、初心者が最初に揃えるべきなのは以下の4点です。

1. グリップ付きのかぎ針

100均には金属製のものと、持ち手に柔らかいカバーがついた「グリップ付き」があります。

  • 選び方: 初心者には手が疲れにくいグリップ付きが圧倒的におすすめです。
  • おすすめサイズ: 「7/0号(7号)」または「8/0号(8号)」を選びましょう。このサイズが最も編み目が見やすく、扱いやすい標準的な太さです。

2. 並太(なみぶと)のアクリル毛糸

100均の毛糸は種類が豊富ですが、最初は「編みやすさ」を最優先します。

  • 素材: 「アクリル100%」の糸がおすすめ。適度な硬さと弾力があり、編み目がはっきり見えます。
  • 色: 明るい単色(ベージュ、薄ピンク、白など)を選んでください。黒や紺などの濃い色は、どこに針を刺せばいいか分からなくなりやすいため、慣れるまでは避けましょう。

3. 毛糸用とじ針

編み終わりの糸を処理するために使います。プラスチック製と金属製がありますが、スムーズに糸を通せる金属製が使いやすくておすすめです。数本セットで販売されています。

4. 段数マーカー

「今どこを編んでいるか」の目印にする小さなクリップです。かぎ針編みは、段の境目を見失いやすいため、初心者には必須のアイテムです。

初心者が100均で失敗しないための「選び方のコツ」

安価で便利な100均アイテムですが、選ぶ際に少しだけ注意したいポイントがあります。

  • 毛糸の「ロット番号」を確認する: 毛糸のラベルには「ロット(LOT)」という製造番号があります。ロットが違うと、同じ色でも微妙に色味が異なることがあります。途中で糸が足りなくならないよう、同じロット番号のものを3玉ほどまとめて買っておくのが安心です。
  • 針の先をチェックする: 稀に針先に小さな引っ掛かりがある場合があります。パッケージ越しに、針先が滑らかで糸を傷つけなさそうなものを選びましょう。
  • ラベルの「使用針」を見る: 毛糸のラベルには必ず「使用針の目安:かぎ針◯/0号」と書かれています。買った毛糸と針のサイズが合っているか、購入前に必ず確認してください。

100均アイテムで始めるメリット・デメリット

メリットデメリット
初期費用が圧倒的に安い(500円程度)希少な天然素材(シルクや高級ウール等)は少ない
気軽に新しい趣味をスタートできる人気の毛糸はすぐに売り切れてしまうことがある
汚れても気にならないので練習に最適長い期間使い続けるとグリップが劣化する場合がある

まとめ

かぎ針編みは、100円ショップを活用すれば誰でも手軽に始められる素晴らしい趣味です。

  1. 道具: グリップ付きの「7/0号」または「8/0号」の針を選ぶ。
  2. 毛糸: 明るい色の「アクリル並太糸」からスタートする。
  3. 小物: とじ針と段数マーカーを忘れずに揃える。

まずは、100円の糸と針で「アクリルたわし」や「コースター」を編んで、糸が形になっていく喜びを体験してみてくださいね。