麻糸のバッグや小物が汚れたら?プロが教える「失敗しない」正しい汚れの落とし方

せっかく編み上げた麻(リネン・ヘンプ)のバッグや小物。使っているうちに「うっかり汚してしまった」「手垢が気になる」と悩んでいませんか?
麻は丈夫な素材ですが、間違った洗い方をすると形が崩れたり、特有のシャリ感が失われたりすることもあります。
この記事では、編み物初心者の方でも安心な、麻糸の風合いを守りながら汚れをスッキリ落とすコツを丁寧にお伝えします。
麻糸の汚れ落としは「おしゃれ着用洗剤」で優しく押し洗いが基本!
麻糸の汚れを落とす際の鉄則は、「お湯を使わず、強い摩擦を与えない」ことです。
洗濯機でガラガラ回してしまうと、繊維が毛羽立ったり、編み地が斜めにゆがんだりする原因になります。以下の手順で優しくケアしましょう。
- バケツや洗面台に30度以下の水をはり、おしゃれ着用の中性洗剤(エマールやアクロンなど)を溶かします。
- 汚れた部分を外側にして、優しく「押し洗い」(上から軽く押しては離す動作)をします。
- すすぎも同様に押し洗いの要領で行い、最後はバスタオルに挟んで水分を取りましょう。
- 乾いたタオルの上に置いて平干しします。
私は無印良品のおしゃれ着用洗剤を使っています!
100均の麻糸と手芸店の糸、お手入れの違いはある?
最近は100円ショップでも可愛い麻糸が手に入りますね。実は、糸の質によって汚れ落ちや洗った後の変化に違いがあります。
| 項目 | 100均の麻糸 | 手芸店の高級麻糸 |
|---|---|---|
| 汚れ落ち | 比較的落ちやすいが、色落ちに注意 | 繊維の奥まで汚れが入りにくい |
| 洗った後の質感 | 少しゴワつきやすい | 洗うほどに柔らかく馴染む |
| 耐久性 | 摩擦で毛羽立ちやすい | 形崩れしにくく長持ちする |
特に100均の麻糸は、「色落ち」しやすい傾向があります。初めて洗うときは、目立たない部分を濡らして、白い布に色が移らないか確認してから全体を洗うようにしましょう。
おしゃれ着用洗剤がない方はこちらの記事を参考にしてみてください!
ベビー用品に麻糸を使う場合の安全性とお手入れ
麻は天然素材なので赤ちゃんにも安心ですが、少しチクチク(肌を刺すような刺激)を感じる場合があります。
何度も洗うことで柔らかくなる場合もあるので、気になる方は押し洗いを試してみてください。
ベビー向けの小物(おもちゃや帽子など)を洗うときは、赤ちゃん専用の無添加石鹸を使うのがおすすめです。
また、洗った後にしっかり乾かさないと雑菌が繁殖しやすいため、「風通しの良い日陰」で平干し(平らな場所に広げて干すこと)をして、芯までしっかり乾燥させましょう。
まとめ
お気に入りの作品を長く愛用するために、正しいお手入れ方法をマスターしましょう。
- 洗うときは30度以下の水と中性洗剤を使い、優しく「押し洗い」をする。
- 100均の糸は色落ちしやすいため、事前に端の方で色落ちチェックを行う。
- 形崩れを防ぐため、絞らずにタオルで水気を取ってから「平干し」する。
- ベビー用品は無添加洗剤を使い、日光を避けた日陰でしっかり乾燥させる。
汚れを恐れずにたくさん使って、麻ならではの「使うほどに馴染む変化」を楽しんでくださいね。





