赤ちゃんにニットは暑い?のぼせ・汗疹を防ぐ見極め方と快適な着せ方のコツ
冬の定番アイテムであるニット。見た目も可愛らしく、防寒性も高いため重宝しますが、ふと「赤ちゃんにとってニットは暑すぎないかな?」と心配になることはありませんか?
赤ちゃんは大人よりも体温が高く、体温調節機能もまだ未熟です。良かれと思って着せたニットが原因で、のぼせや汗疹(あせも)を引き起こしてしまうことも。
この記事では、赤ちゃんがニットで「暑がっているサイン」の見極め方や、素材選び、室内外での調整方法について詳しく解説します。
赤ちゃんにとってニットが「暑すぎる」理由
ニットは編み目の間に空気の層を作るため、断熱・保温効果が非常に高い衣類です。しかし、赤ちゃんには以下の特徴があるため、注意が必要です。
- 新陳代謝が活発: 大人の1.5倍〜2倍近い汗をかくと言われています。
- 体温調節が未熟: 暑くても自分で脱いだり、効率よく放熱したりすることができません。
- 面積あたりの汗腺が密集: 体が小さいため、少しの熱でもすぐに全身が汗ばんでしまいます。
これって暑いサイン?見極めるポイント
赤ちゃんが暑がっているかどうかを確認する際、「手足の冷たさ」だけで判断するのはNGです。赤ちゃんは手足で放熱して体温を調節しているため、手足が冷たくても体はポカポカしていることが多いからです。
以下の3つのポイントをチェックしましょう。
1. 背中や首元に手を入れてみる
赤ちゃんの服の中に手を入れて、背中や首元が汗ばんでいたら「暑すぎ」のサインです。しっとりしている場合は、すぐに一枚脱がせるか、通気性の良い服に着替えさせてあげましょう。
2. 顔が赤くなっている
お風呂上がりのように頬が赤くなっていたり、なんとなく機嫌が悪くてグズグズしていたりする場合、体の中に熱がこもっている(のぼせている)可能性があります。
3. お腹が熱い
胸やお腹を触ってみて、いつもより熱く感じる場合は体温が上がりすぎています。
汗疹(あせも)や「のぼせ」を防ぐ素材選び
ニットと一言で言っても、使われている素材によって通気性や吸湿性が大きく異なります。
おすすめ:コットン(綿)ニット
赤ちゃんの肌着にも使われるコットンは、吸湿性と通気性に優れています。汗を吸い取ってくれるため、ニット特有の「蒸れ」を最小限に抑えられ、春先や秋口、暖房の効いた室内でも使いやすい素材です。
要注意:アクリル(化学繊維)
アクリルなどの化学繊維は安価で軽いのがメリットですが、吸湿性がほとんどありません。汗をかいても外に逃げにくいため、服の中がサウナ状態になりやすく、汗疹の原因になりやすい素材です。
天然素材:ウール(羊毛)
保温性は抜群ですが、室内では暑くなりすぎることも。肌に直接触れると刺激になる場合もあるため、必ず綿の肌着を一枚挟むようにしましょう。
室内と外出先での「ニット調整」術
暖房の効いた室内
冬の室内は暖房で20°C前後に保たれていることが多いため、厚手のニットは基本的に不要です。 室内では「綿の肌着 + 薄手の長袖(カットソー)」程度にし、ニットは外出時の防寒着として活用するのがベストです。
外出時とベビーカー
ベビーカーに乗せているときは、地面からの冷気だけでなく、背もたれに熱がこもりやすいという特徴があります。 「厚手のニット + 厚手のコート」を重ねるよりも、脱ぎ着しやすいカーディガンタイプのニットを活用し、こまめに体温調節をしてあげましょう。
帽子と室内
ニット帽は特に熱がこもりやすいアイテムです。室内や電車内に入ったらすぐに脱がせて、頭から放熱させてあげるのが「のぼせ」を防ぐ鉄則です。
まとめ
赤ちゃんにニットを着せるときは、「可愛さ」だけでなく「快適さ」を優先してあげましょう。
- 背中や首元の汗をこまめにチェックする。
- できるだけ吸湿性の良いコットン素材のニットを選ぶ。
- 室内では脱ぐを習慣にし、重ね着で調整する。
適切な素材と着せ方を選べば、ニットは赤ちゃんとの冬の生活を彩る素晴らしいアイテムになります。赤ちゃんの様子を観察しながら、ポカポカと心地よい冬を過ごさせてあげてくださいね。



