デリケートな赤ちゃんの肌に触れるニット帽は、汗やよだれ、ミルクの汚れなどが付着しやすく、こまめなお手入れが欠かせません。しかし、「ニットは縮むのが心配」「どう洗えば柔らかさをキープできるの?」と悩む方も多いでしょう。

この記事では、赤ちゃんのニット帽を傷めずに汚れを落とす正しい洗濯方法と、ふんわり仕上げる乾燥のコツを詳しく解説します。

なぜ赤ちゃんのニット帽はこまめに洗うべき?

赤ちゃんは大人よりも体温が高く、頭からもたくさんの汗をかきます。また、皮脂汚れが残ると雑菌が繁殖し、肌トラブルの原因になることもあります。

お出かけで使った後は、見た目がきれいに見えても定期的に洗濯をして、清潔な状態を保ってあげましょう。

ステップ1:洗濯表示のチェック

まず最初に、帽子の内側にある「洗濯表示」を必ず確認しましょう。

  • 手洗いマーク: 桶に水が入ったマークがあれば、自宅で手洗いが可能です。
  • 洗濯機マーク: ネットに入れれば洗濯機の弱水流コースで洗えます。
  • 水洗い不可: 家庭での洗濯が難しいため、クリーニング店へ相談が必要です。

特にウール100%のものは縮みやすいため、慎重に確認してください。

ステップ2:洗剤の選び方

赤ちゃんの肌への優しさと、ニットの繊維を守ることを両立させましょう。

  • おしゃれ着洗い用洗剤(中性洗剤): エマールなどの「中性」洗剤は、繊維を傷めず縮みを防ぐのに最適です。
  • 赤ちゃん用洗剤: お肌が敏感な子の場合は、赤ちゃん専用の洗剤でも洗えます。ただし、アルカリ性の強い粉洗剤などは避け、中性の液体タイプを選びましょう。

ステップ3:失敗しない「手洗い」の手順

大切なニット帽を最も優しく洗えるのは「手洗い(押し洗い)」です。

  1. 洗剤液を作る: 30°C以下のぬるま湯に洗剤を溶かします。熱いお湯は縮みの最大の原因になるため注意してください。
  2. 優しく押し洗い: ニット帽を浸し、上から優しく20〜30回ほど押しては離す「押し洗い」をします。こすったり揉んだりすると毛玉や型崩れの原因になります。
  3. すすぎ: 水を入れ替え、泡が出なくなるまで2〜3回、同じように押し洗いの要領ですすぎます。
  4. 脱水: タオルに挟んで水分を吸い取る「タオルドライ」が最も安全です。洗濯機で脱水する場合は、ネットに入れて一番短い時間(30秒〜1分程度)で済ませましょう。

ステップ4:洗濯機を使う場合のポイント

忙しい時は洗濯機でも洗えますが、以下の「バリア」を徹底してください。

  • 必ず洗濯ネットに入れる: 帽子のサイズに合った小さなネットに入れ、中で動かないようにします。
  • 弱水流コースを選択: 「手洗いコース」「ドライコース」「おしゃれ着コース」など、優しく洗う設定にします。

ステップ5:干し方の鉄則は「平干し」

干し方は仕上がりの形を大きく左右します。

  • ハンガーはNG: 濡れたニットは重みがあるため、ハンガーにかけると自重で伸びて形が崩れてしまいます。
  • 平干しにする: 平干し専用ネットの上や、バスタオルの上に形を整えて広げ、風通しの良い日陰で乾かします。
  • 形を整える: 乾く前に編み目を軽く整えておくと、仕上がりがきれいになります。

まとめ

赤ちゃんのニット帽を長持ちさせ、心地よい肌触りを保つポイントは以下の通りです。

  1. 30°C以下のぬるま湯中性洗剤を使う。
  2. 摩擦を避けるために押し洗いを徹底する。
  3. 型崩れを防ぐために平干しで陰干しする。

正しいお手入れで、お気に入りのニット帽をいつも清潔に、ふわふわの状態で使わせてあげてくださいね。