「編み物を始めよう!」とサマーヤーンを買ってみたものの、糸の端っこをどこから引き出せばいいか迷ったことはありませんか?

内側から抜こうとして糸がゴボッと塊で出てきたり、外側から使って糸玉がコロコロ転がってしまったり…。特に夏用の糸は素材が独特なので、ちょっとしたコツが必要です。

この記事では、初心者さんが「失敗した!」と後悔しないために、サマーヤーンの正しい引き出し方と、素材に合わせた使い分けを分かりやすく解説します。

結論!コットンやリネンは内側。レーヨンやシルクは外側から。

夏用の糸(サマーヤーン)は、ウールなどの冬糸に比べて「滑りやすい」「伸びにくい」「形が崩れやすい」という特徴があります。素材に合わせて引き出し方を変えるのが、スムーズに編む秘訣です。

コットンや麻(リネン)の場合

これらは比較的しっかりしているので、基本通り「内側」から引き出しましょう。糸玉が転がらないので、カフェや電車などの外出先で編むのにも向いています。

レーヨンやシルク、リボン状の糸の場合

ツルツルした素材や、平べったいリボン状の糸は、内側から引き出すと糸が中で絡まったり、折れ曲がったりしやすいです。こうした特殊な糸は「外側」から使うのがおすすめです。

サマーヤーン以外でも基本は「内側」から、でも素材によっては「外側」が正解

編み物界のルールとして、一般的な毛糸玉は「内側から引き出して使う」のが基本です。

先ほど説明したようにツルツルした素材や、リボン状などの特殊な毛糸は外側から使いましょう。

引き出し方メリットデメリット
内側から糸玉が転がらず、汚れにくい。最後まで安定して編める。糸の芯(中心)が見つかりにくい。最後に糸が絡まりやすい。
外側から糸のヨリ(ねじれ)が戻りにくい。糸の構造を壊さない。糸玉が転がりまわる。ホコリがつきやすく、糸が伸びやすい。

100均素材とメーカー品の違い

最近は100円ショップのサマーヤーンも高品質ですが、巻きが甘いことがあります。無理に内側から引き出そうとすると、中身が全部出てしまう(通称:糸玉の嘔吐)ことがあるため、中心が固い場合は無理せず外側から使いましょう。

初心者がつまずかないための「安全・快適」テクニック

編み物を楽しく続けるためには、糸を汚さず、ストレスなく扱う工夫が大切です。

ベビー向け作品を編むなら「内側出し」+「袋」

赤ちゃんの肌着やスタイを編むときは、衛生面が一番。糸をジッパー付きの袋に入れ、内側から引き出すことで、床のホコリやペットの毛がつくのを防げます。袋の口を少しだけ開けて糸を出せば、さらに安全です。

糸の端が見つからない時の裏ワザ

糸玉の中心に指を入れ、優しく左右に広げてみてください。もし見つからなければ、無理に探すと糸を傷めてしまいます。そんな時は思い切って「外側」から編み始めても全く問題ありません。無理をしないのが一番です。

外側から毛糸を使う場合に便利な道具をご紹介している記事はこちらです。

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もし糸が絡まってしまったら?

「内側から引いたら、糸の塊が出てきてしまった!」という時は、慌てて引っ張らないでください。力を入れると結び目が固くなってしまいます。

まずは机の上に広げ、「端っこ」を特定してから少しずつ解いていきましょう。どうしても解けない場合は、その部分だけ切って結び直してもOK。夏用の服は編み目も涼しげなので、結び目は裏側に隠せば目立ちません。

まとめ

サマーヤーンの引き出し方は、糸の性質に合わせて選ぶのが「失敗しない」コツです。

  • 基本は「内側」から引き出すと、糸玉が転がらず快適に編める。
  • ツルツルした素材やリボン状の糸は、「外側」から使うと絡みにくい。
  • ベビー用品は袋に入れて内側から使うことで、清潔さをキープできる。
  • 100均などの柔らかい糸は、中心を無理に探さない
  • もし絡まっても焦らず、優しく解くか結び直せば大丈夫

糸の扱い方が分かれば、編み物はもっと自由で楽しくなります。お気に入りのサマーヤーンで、あなただけの素敵な夏アイテムを完成させてくださいね!