「せっかく編み始めたのに、毛糸が絡まってイライラ…」なんて経験はありませんか?

実は、編み始める前の「巻き直し」というひと手間で、編み心地が劇的に良くなるんです。この記事では、初心者さんでも失敗しない巻き直しのコツを丁寧に解説しますね。

なぜ編み始める前に「巻き直し」が必要なの?

お店で買った毛糸をそのまま編むと、途中で糸が絡まったり、予期せぬ糸の結び目に驚いたりすることがあります。

あらかじめ自分で巻き直しておくことで、糸の太さのムラや汚れを事前にチェックでき、最後までスムーズに編み進めることができますよ。

特に「かせ(長い糸を大きな輪の状態に束ねたもの)」で売られている糸は、そのままでは編めないため、玉巻き(丸いボール状にすること)が必須の作業になります。

自分に合った巻き直し方法は?メリット・デメリットを比較

巻き直しには、道具を使わない方法から専用の道具を使う方法までいくつかあります。それぞれの特徴を見てみましょう。

方法コストスピードメリット・デメリット
手巻き0円ゆっくり道具不要。力加減を調節しやすいが、時間がかかる。
100均グッズ110円〜普通コスパ最強。手巻きより楽だが、少しコツが必要。
玉巻器(専用機)約3,000円〜かなり速いお店のような綺麗な仕上がり。初期投資が必要。

初心者におすすめ!手巻きで「中出し」に仕上げる手順

道具がなくても大丈夫。糸の中心からスルスルと引き出せる「センタープル(中出し)」という巻き方を紹介します。

  1. 糸の端を10cmほど残し、親指と人差し指に数回巻きつけて芯(土台)を作ります。
  2. 芯を指から外し、残しておいた糸端を巻き込まないように注意しながら、斜め方向に8の字を描くように巻いていきます。
  3. 時々向きを少しずつ変えて、ふんわりとした丸い形になるように整えれば完成です。

100均の道具だけで作る毛糸の巻き直し機!

100均の道具だけで作れる毛糸の巻き直し機は、刺し子廃人SASHIKONOチャンネルさんの動画を参考にしてみてください。

必要な道具はこちらです。

  • ブックエンド
  • 養生テープ(ブックエンドを机に固定できればOK)
  • ペン(毛糸を巻き付ける棒状のもの)

毛糸の巻き直しで失敗しないための重要ポイント

一番の注意点は、「きつく巻きすぎないこと」です。強く引っ張って巻くと、毛糸の繊維が伸びてしまい、編み上がった作品のサイズが変わる原因になります。

特にベビー向けの作品を編むときは、巻き直しながら「糸に異物が混じっていないか」を指先で確認しましょう。赤ちゃんの肌はデリケートなので、このひと手間が安心に繋がります。

最近は100均の毛糸も高品質ですが、稀に糸の繋ぎ目(結び目)が多いことがあります。事前に巻き直して結び目の位置を把握しておけば、編んでいる途中で慌てずに済みますね。

まとめ

巻き直しは少し手間がかかりますが、その後の「編む時間」を最高に楽しく、快適にしてくれる大切な準備運動です。

  • 編む前に糸の状態(結び目や汚れ)を指先で確認できる。
  • 空気を包み込むように「ふんわり」巻くのが最大のコツ。
  • ベビー用は安全のために、異物がないか念入りにチェック。
  • 100均グッズや手巻きでも十分綺麗に仕上げられる。

準備が整えば、あとは楽しく編むだけ。あなたの編み物時間が、もっとワクワクするものになりますように!