編み物ライフをもっと楽しみたい!そう思っても、「外出先で編みたいけど、毛糸や道具がバラバラになってしまう」「せっかく編みかけなのに、持ち運び中に目が落ちてしまったらどうしよう」と不安に感じる初心者は多いですね。

ご安心ください。ちょっとした工夫と便利なグッズを使うだけで、編み物はカフェや旅行先でも「失敗なく」「安全に」楽しめます。

この記事では、あなたの編み物道具を快適に持ち運び、編み物をさらに充実させるための秘訣と必須アイテムを、経験豊富な講師の視点からご紹介します。

編み物を持ち運ぶメリットと選ぶべきグッズの全体像

編み物を持ち運べるようになると、スキマ時間が最高の「編み時間」に変わります。特に通勤中や待ち時間など、ちょっとした時間も有効活用できるのが大きなメリットですね。

持ち運びで重要なのは、「道具の保護」「編みかけの安全確保」の2点です。これらをクリアできる便利グッズを選びましょう。

持ち運びグッズを選ぶ際に確認したい3つのポイント

持ち運び用のバッグやケースを選ぶ際は、以下の点に注目しましょう。

  • 保護性(耐久性):編み針の先端や、デリケートな毛糸を傷つけない丈夫さがあるか確認します。
  • 整理整頓力:必要な道具を分類して収納できるポケットや仕切りがあることで、作業効率が上がります。
  • 軽量性:毛糸だけでも重くなるため、バッグ本体が軽くて持ち運びやすいものを選びましょう。

失敗しない!編み物持ち運びのための必須便利グッズ

実際にどのようなグッズが便利なのか、具体的に見ていきましょう。道具を種類ごとに分けて収納できるのが理想的です。

1. 毛糸の出し入れをスムーズにする「ヤーンバッグ」

毛糸玉を収納し、転がらずに糸を引き出せる専用バッグ(ヤーンバッグ)は、外出先での編み物に欠かせません。

専用のヤーンバッグには、糸が絡まないよう穴が開いていたり、毛糸玉が中で固定されるような工夫が施されていますね。これにより、外で編んでいる途中に毛糸が転がって汚れるのを防げます。

2. 針先と編みかけを守る「編み針ケース・キャップ」

編み針は鋭利なので、安全に持ち運ぶためのケースが必要です。また、編みかけの目を保護する「目止めキャップ(ポイントプロテクター)」も必ず用意しましょう。

竹製の針(棒針)は折れやすいので、特に硬めの専用ケースで保護することをおすすめします。(付け替え式の輪針の場合はコードの収納場所も考慮すると便利です。)

3. 小さな道具をなくさないための「多機能ポーチ」

目数リング(マーカー)やとじ針、段数カウンターなど、小さな道具は紛失しやすいものです。これらはまとめて小さなポーチに収納し、さらにメインのヤーンバッグの中に入れると安心です。

専用品と100円ショップのアイテムを徹底比較

編み物専用のグッズは機能的ですが、100円ショップ(100均)のアイテムでも代用が可能です。それぞれのメリット・デメリットを知って、ご自身のスタイルに合わせて選びましょう。

アイテム専用品(編み物専門店など)100均アイテム(代用品)
価格高めだが、編み物特有の機能(糸穴、ゲージ付きなど)がある安価で手に入りやすく、気軽に試せる
耐久性・保護性非常に高い。特に針先やデリケートな毛糸の保護に優れる。やや劣る。耐久性のある硬い素材を選ぶ工夫が必要。
おすすめの用途大切な作品、長期旅行、大型プロジェクトお試し、小物制作、毛糸玉の一時保管や分類

100均の書類ケースや化粧ポーチなども活用できますが、編み針の先端が生地を突き破らないよう、内側に補強シート(厚紙やプラスチック板)などを貼る工夫をすると安全性が高まりますね。

安全に編み物をするための失敗回避術

持ち運ぶ際に特に気をつけたいのは、「目落ち」と「安全管理」です。これらのポイントを押さえて、いつでも安心して編み物を再開できるようにしましょう。

編みかけの目落ちを防ぐ確実な方法

編みかけの作品を移動する際、最も怖いのは目が抜けてしまう(目落ち)ことです。

棒針の場合は目止めキャップをしっかり装着します。さらに確実なのは、コードストッパー付きの編み物用コード(休め目ホルダー)を使うことです。コードに目を移して両端を結んでおけば、バッグの中で引っ張られても目が落ちる心配がありません。

ベビー用品を編む際の持ち運びと安全性

ベビー用のブランケットやおもちゃなど、小さな子供が使うものを編む場合、道具の持ち運びには特に注意が必要です。安全性が最優先ですね。

編み針やとじ針などの鋭利な道具は、必ず蓋つきの硬いケースに入れ、毛糸とは完全に分けて収納してください。これは、万が一、編みかけの毛糸に針の破片や小さな金属片が混入するのを防ぐためです。(異物混入を防ぐ意識が大切です。)

また、外出先で作業する際は、使用する目数リングやボタンなどの小さなパーツが地面に落ちていないか、常に確認する習慣をつけましょう。(誤飲防止のため、作業スペースの整理整頓が非常に重要です。)

まとめ

編み物ライフが充実する持ち運び術、いかがでしたか。適切な便利グッズを選ぶことで、場所を選ばずいつでも好きな作品作りを楽しめます。

  • 持ち運びの際は「道具の保護」と「編みかけの安全確保」を最優先に考えましょう。
  • 毛糸はヤーンバッグ、針は硬めのケースに入れ、紛失しやすい小物はポーチにまとめるのが基本です。
  • 100均アイテムを活用する際は、針先が飛び出さないよう耐久性や補強の工夫が必要です。
  • 編みかけの目落ち対策として、休め目コードや目止めキャップを必ず使用しましょう。
  • ベビー用品を編む際は、鋭利な道具は毛糸と完全に分けて保管し、安全管理を徹底しましょう。

さあ、お気に入りの道具と毛糸をバッグに詰めて、外での編み物を楽しんでみませんか?